なぜ資産運用が必要なのか?
先行き不透明な現代、私たちを取り巻く日本社会には将来に対する様々な不安があります。
さらに日本は長寿社会となり、リタイア後のセカンドライフが人生を占める割合が大きくなってきています。
現在年金を受給している世代は多少の負担増を被るだけで、なんとか乗り切れるかもしれません。
しかし、将来年金を受給する予定の現在働いている人やこれから社会に出て働く若者にとっては、多少の負担増では済まない厳しい現実が待っています。
国や企業に頼れない中、自分の努力で資産を形成していくことが必要になってきたと考えた方がよいでしょう。
それでは、どうしていけばよいのか?
それは稼いだお金の一部にも働いてもらい、将来のために資産を形成していく必要があります。
日本人は勤勉に働いて稼いだお金を預貯金に貯めておく人が大半を占めていると言われます。
しかし、現在のような低金利状態では預貯金でお金を増やしていくことは難しくなっています。
例えば、預金の年率複利が0.01%とし、預貯金に毎月1万円(年間12万円)ずつ20年間積立、またその後20年間毎月1万円ずつ使っていった場合、複利効果を期待しても約4千円程度しか残りません。
預貯金の場合と比較
0.01%利回りケース 40年間のうち
はじめ20年間、毎年12万円ずつ投資
その後20年間、毎年12万円ずつ換金
投資額合計 | ¥2,400,000 |
---|---|
残高評価額 | 40年後¥4,810 |
換金額合計 | ¥2,400,000 |
預貯金だとほとんど
“複利効果”は得られない。
しかし、例えば、投資信託で資産運用して年率複利3.5%の利回りで回るとし、毎月1万円(年間12万円)ずつ20年間積立、またその後20年間を毎月1万円(年間12万円)ずつ使っていった場合、積み立てた同額を引き出しているにも関わらず、約347万円残っていることになり、当初20年間で貯めた額と同等の額が手元に残っていることになります。
投信の活用法(複利効果)
3.5%利回りケース 40年間のうち
はじめ20年間、毎年12万円ずつ投資
その後20年間、毎年12万円ずつ換金
投資額合計 | ¥2,400,000 |
---|---|
残高評価額 | 40年後¥3,476,472 |
換金額合計 | ¥2,400,000 |
投資した額を換金しても残高が
ほとんど変わらない。
これが“複利効果”である。
このように資産運用するか、しないかで大きな差が生じる時代になっています。
また、上記のシミュレーションでもわかるように、積み上げた資産を一括で換金してしまうより、必要な額だけ引き出し、残りを運用することで、さらなる複利効果も得られることがわかります。
弊社は毎月コツコツ積み立てる定期積立サービスと毎月少しずつ自動で換金できる定期換金サービスもご利用いただけます。
資産運用というと自分には関係ないイメージがあるかもしれませんが、国の年金や企業の年金も皆さんの資産を株式や債券に投資して運用しています。
預金に比べればリスクは確かにありますが、ある程度リスクを抑えた投資をすることも可能です。
今後は私たち自身でも将来のために自分の資産作りに取り組んでいきましょう。
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